Orbit Crossとは
近年、日本の労働力不足解消のため、外国人労働者の受け入れが増加しています。総務省の「情報通信白書令和4年版」によれば、1995(平成7)年以降、日本の生産年齢人口(15~64歳)は減少傾向にあります。この傾向を受け、労働力不足を補う目的で外国人材の需要・雇用が増加しているのです。
また、厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況まとめによると、2022(令和4)年10月末時点での外国人材数は182万2,725人でした。
これは届出が義務化された2007(平成19)年以降で過去最高の数字です。このデータからは、外国人材の数が増加していること、日本の産業界において重要な役割を果たしていることがうかがえます。
外国人材活用の課題
日本ではまだまだ根強く残っている年功序列型の昇給や昇進ですが、外国人にとっては理解がし難い人事制度です。
転職を繰り返してステップアップをすることが一般的な彼らは、能力主義の成果報酬の考え方が強いため、受け入れ企業が年功序列制度を採用している場合、優秀な外国人ほどすぐ離職をしてしまいます。
事実、内閣府が2019年9月に発表している資料でも、外国人材とのコミュニケーションが容易な企業ほど定着率が高い傾向がみられていると示唆されています。
コミュニケーションは言語の問題だけではありません。
文化的背景や価値観の違いによる衝突も問題と言えるでしょう。
外国人労働者が育ってきた国の文化や環境は日本のそれとは異なるため、日本では当たり前のことが、外国人労働者にとっては当たり前でない、ということが業務上においても多発します。
例えば、日本においては5分前行動が当たり前とされることが多いですが、他国においては比較的遅刻に寛容的であるため、外国人従業員に対して時間感覚がルーズすぎると感じてしまいがちです。
ちょっとした文化や価値観の違いからくる認識齟齬が日々積み重なることで、大きなフラストレーションに繋がりかねないので、外国人社員のバックグラウンドの理解と、日本人との認識の齟齬を極力減らす対策が必要になってきます。
Orbit Crossとは
日本の経済を支える外国人材の約70%がアジア圏、歴史的にも古代より中国文化の影響を深く得て来た人達です。
彼らにとっての思想理念は陰陽五行理論に基づいており、また文化生活圏も旧暦(太陰太陽暦)に基づいたものになっています。そのため、彼らを理解するには、古代中国において彼らの人物像を推定するために発展した推命理論を活用することが最も効果的であると、私達は考えました。
Orbit Crossは、個々の所有する軌道(Orbit)を交差(Cross)させることを目的に編み出されたITシステムです。
このプログラムは古代中国の諸子百家たちが編み出した陰陽五行論に基づく代数理論で構築され、それをシステム化したものがOrbit Crossです。
統計理論に基づくため100%の確率ではなく、相手を推定して、スムーズなコミュニケーションを築くためのツールです。
そのため、弊社の理念を理解戴ける会員のみの使用としているため、利用者は限定させて戴いております。
ご興味ある方は、ベーシック会員に登録戴き、弊社の理念、外国人材活用のセミナーを受講戴きながら、Orbit Cross会員を検討戴けたらと思います。